SCOPE
商品情報をいただいてから、初回の輸入までを6つに分けて進めます。
01
輸入可否の確認
原材料、成分、カテゴリを見て、そもそも輸入できるのか、どの規制がかかるのかを判定します。
02
輸入者を決める
輸入者になるには、インドの輸出入者コード(IEC)が必要です。食品ならFSSAIのCentral Licenseも要ります。当社のインド法人はIECを持っているため、食品以外は当社が輸入者になれます。食品は、日本食材を扱う現地の輸入者から候補を出します。
03
ライセンスと施設登録
食品の輸入ライセンスを取りにいきます。ただし次の品目は、その前にもう一段階あります。乳・乳製品、肉・肉製品(家禽、魚・水産品を含む)、卵粉、乳児用食品、ニュートラシューティカル。これらは日本の製造施設をFSSAIに登録しなければなりません(ReFoM)。申請の窓口は日本の所管当局です。
04
表示・ラベル
FSSAIの表示基準と、包装商品の計量法(Legal Metrology)。この2つを満たすラベルをつくります。言語は英語かヒンディー語です。最初のうちは、日本のパッケージの上からラベルを貼る形で通せます。
05
着地価格の試算
輸送費、関税、IGST、通関費、国内物流費、流通マージン。これを積み上げて商品ごとの着地価格を出します。この数字で、どのチャネルなら値段が通るかを判断します。
06
書類と初回出荷
インボイス、パッキングリスト、原産地証明。必要な書類を揃え、初回の輸入が終わるまで進行を管理します。
FLOW
貴社に行っていただくことと、当社が行うことを分けて示します。
商品情報の確認
原材料表、成分分析表、賞味期限、パッケージ情報、日本での販売価格をご提供
輸入可否と必要な登録の洗い出し、着地価格の試算
輸入者の決定
輸入者の方針を決定
候補の提示と取引条件の比較
ライセンス・表示
申請書類への署名、ラベル案の確認
ライセンスの申請、ラベル案の作成
初回出荷
商品の準備と日本側での出荷
書類一式の確認、出荷の進行管理
通関・検査
照会があれば追加資料を提供
通関と検査の進行確認、必要資料のご依頼
販売開始
納品先の確認
試食会、テスト販売、展示会など次の施策につなぐ
LANDED COST
着地価格の構成
価格は次の要素を積み上げて決まります。商品ごとに試算し、価格が通るチャネルを判断します。
関税率と IGST 率は HS コード(品目分類)で異なります。パッケージに表示する MRP は税込の最高小売価格で、実売価格と同じとは限りません。酒類は輸入時の IGST が原則かからない一方、州ごとの酒税とライセンスが関わります。
BY CATEGORY
常温の食品・飲料
輸入者の FSSAI ライセンスと表示が中心です。輸入時点で一定の賞味期限が残っていないと通関できないため、残る期間を計算に入れて出荷を計画します。
製造施設の登録が要る品目
乳・乳製品、肉・肉製品、卵粉、乳児用食品、ニュートラシューティカル。これらは上の「ライセンスと施設登録」で触れた ReFoM の対象で、登録が終わるまで輸入できません。
冷凍・チルド
コールドチェーンを確保できる輸入者とチャネルに限られます。対象の都市とチャネルを絞って進めます。
酒類
輸入時の関税に加えて、州ごとの酒税とライセンスが関わります。税の構成が他の商品と異なるため、対象の州を先に決めます。
アニメ・キャラクター商品
品目ごとに関税率が異なります。14歳未満向けの玩具に当たる商品は、BIS の品質管理令の対象で、BIS ライセンスと表示マークが必要です。販売できる地域の権利も確認します。
繊維・アパレル
日本原産の繊維製品は、アゾ染料の試験証明の提出が免除されています。禁止染料を使わない義務は残ります。表示の要件は商品ごとに確認します。
FAQ
食品以外はお引き受けできます。当社インド法人は輸出入者コード(IEC)を取得しています。食品は輸入者に FSSAI の Central License が必要なため、現地の輸入者を選定する形で進めます。
無償の試食・展示用サンプルは、販売しない条件で輸入します。有償で販売する場合は、数量にかかわらず通常の輸入・表示の要件を満たす必要があります。
できません。英語またはヒンディー語での表示が必要です。初期は日本のパッケージにラベルを貼り、数量が増えた段階で現地向けのパッケージを検討します。
アパレル・素材、アニメ・キャラクター商品も扱います。関税率と規制は品目ごとに確認してお伝えします。
RELATED
輸入したあとの販売とマーケティング
試食会・イベントと現地マーケティングには、それぞれのページがあります。テスト販売と展示会出展はサービスページに載せています。