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iD Fresh Food|イドリー・ドーサ用の生地を冷蔵で売る食品メーカー

2026.03.26

この記事の要約
iD Fresh Foodは2005年にバンガロールで始まった冷蔵食品メーカー。共同創業者はPC Musthafaと4人のいとこ。イドリー・ドーサ用の発酵生地を保存料なしで売る商品が主力。FY2025(2025年3月期)の売上は₹688.2 crore(1 crore=1,000万ルピー)(前年比22.3%増)、従業員は約750人、累計調達額は1億ドル前後。中東・英国・米国にも出荷する。
本記事は2026年9月19日時点で確認できた各社の開示・報道をもとに作成しています。本文の金額はインドの一般的な表記に合わせ、₹1 crore=1,000万ルピーで記載し、円換算は1ルピー=1.7円台で計算した概算です。インド企業の店舗数・調達額・業績は短期間で変わるため、取引の判断にあたっては各社の公式発表など一次情報で最新の内容をご確認ください。

iD Fresh Foodは、南インドの主食であるイドリーやドーサをつくるための発酵生地(バッター)を、保存料を使わずに冷蔵で売る会社である。家庭で一晩かけて仕込む工程を外に出したことで定着した。

企業概要

項目 詳細
正式名称 iD Fresh Food (India) Private Limited
創業 2005年(バンガロール・ティッパサンドラの小さな店から)
本社 バンガロール(カルナータカ州)
共同創業者 PC Musthafa と4人のいとこ(Abdul Nazer、Jafar TK、Noushad TD、Shamsudeen TK)
売上高 ₹688.2 crore(FY2025=2025年3月期/前年の₹562.9 croreから22.3%増)
従業員数 約750人
累計調達額 1億ドル前後(集計する媒体により差がある)
上場 非上場
公式サイト idfreshfood.com

事業内容と強み

イドリー・ドーサ用のバッターを軸に、パロタ、チャパティ、パニール、フィルターコーヒーの液体濃縮などへ広げている。いずれも保存料を使わない前提で組み立てているため、製造から店頭までの温度管理と回転の速さが商売の中身そのものになっている。

創業者の5人はいとこ同士で、出身はケーララ州ワヤナード。2005年にバンガロールの50平方フィートほどの店から₹50,000を元手に始めている。

直近の動き

FY2025(2025年3月期)の売上は₹688.2 croreで前年比22.3%増。累計調達額は1億ドル前後とされる(集計する媒体により差がある)。インド国内に加えて中東・英国・米国にも出荷している。

日本企業から見たポイント

保存料を使わない冷蔵食品をインドで流通させた先例にあたる。日本の惣菜・冷蔵麺メーカーがインドに入るとき、賞味期限をどこまで短く設定して回転で勝負するかという判断に直結する。

参考情報

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