iD Fresh Foodは、南インドの主食であるイドリーやドーサをつくるための発酵生地(バッター)を、保存料を使わずに冷蔵で売る会社である。家庭で一晩かけて仕込む工程を外に出したことで定着した。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 正式名称 | iD Fresh Food (India) Private Limited |
| 創業 | 2005年(バンガロール・ティッパサンドラの小さな店から) |
| 本社 | バンガロール(カルナータカ州) |
| 共同創業者 | PC Musthafa と4人のいとこ(Abdul Nazer、Jafar TK、Noushad TD、Shamsudeen TK) |
| 売上高 | ₹688.2 crore(FY2025=2025年3月期/前年の₹562.9 croreから22.3%増) |
| 従業員数 | 約750人 |
| 累計調達額 | 1億ドル前後(集計する媒体により差がある) |
| 上場 | 非上場 |
| 公式サイト | idfreshfood.com |
イドリー・ドーサ用のバッターを軸に、パロタ、チャパティ、パニール、フィルターコーヒーの液体濃縮などへ広げている。いずれも保存料を使わない前提で組み立てているため、製造から店頭までの温度管理と回転の速さが商売の中身そのものになっている。
創業者の5人はいとこ同士で、出身はケーララ州ワヤナード。2005年にバンガロールの50平方フィートほどの店から₹50,000を元手に始めている。
FY2025(2025年3月期)の売上は₹688.2 croreで前年比22.3%増。累計調達額は1億ドル前後とされる(集計する媒体により差がある)。インド国内に加えて中東・英国・米国にも出荷している。
保存料を使わない冷蔵食品をインドで流通させた先例にあたる。日本の惣菜・冷蔵麺メーカーがインドに入るとき、賞味期限をどこまで短く設定して回転で勝負するかという判断に直結する。