Akshayakalpa Organicは、契約した酪農家の飼料と飼育方法まで管理して、有機認証を取った牛乳と乳製品を売る会社である。2010年にカルナータカ州で始まった。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 正式名称 | Akshayakalpa Farms and Foods Private Limited |
| 設立年 | 2010年 |
| 本社 | ベンガルール(カルナータカ州) |
| 共同創業者 | Dr. G.N.S. Reddy、Shashi Kumar |
| 売上高 | 営業収益 約₹387 crore(FY2025=2025年3月期/前年比約38%増)。総収入は₹392.6 crore |
| 従業員数 | 約790人 |
| 累計調達額 | 約2,991万ドル(4ラウンド) |
| 上場 | 非上場 |
牛乳の有機認証は、乳そのものを検査して取れるものではない。牛が食べる飼料が有機で栽培されていること、飼育に抗生物質やホルモン剤を使っていないこと、放牧や飼養の条件を満たしていることが求められる。認証の対象は牧場そのものになる。
インドの酪農家は小規模で、飼料は市場で買うのが普通である。有機にするには、飼料の栽培段階から作り直さなければならない。Akshayakalpaは契約農家に飼料の作り方まで指定し、搾乳から出荷までの工程を管理することで認証を維持している。
牛乳、ヨーグルト、ギー、パニールなどを、ベンガルールやチェンナイなど南インドの都市で売っている。FY2025(2025年3月期)の営業収益は約₹387 croreで前年比約38%増(総収入は₹392.6 crore)。累計調達額は約2,991万ドルで、2026年には₹175 crore規模の追加調達が報じられている。
有機の牛乳は通常より高く売れる。その分を農家に還元することで、飼料の切り替えや飼育方法の変更に応じてもらう。同社は農家の収入を上げることを事業の目的にも掲げている。
この構造は、買い手が価格を維持できる限り回る。有機という理由で高い牛乳を買う層が南インドの都市部にどれだけいるかが、事業の上限を決める。
インドで有機認証の乳製品を成立させている数少ない事業者である。原料としての有機ギーや有機バターの調達先を探す場合、候補になる。
ただし有機認証は国ごとに基準が違う。インドの認証(India Organic/NPOP)がそのまま日本の有機JASとして通るわけではない。調達を検討するなら、どの認証をどの範囲で取得しているか、有機JASの同等性が使えるか、輸出向けのロット管理ができているかを先に確認する必要がある。