Shaka Harryは、大豆やエンドウ豆から肉に近い食感をつくる植物性肉のブランドである。クリケットの元インド代表主将M.S.ドーニ氏が2022年に出資し、投資家兼ブランドアンバサダーとして関わっている。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 正式名称 | Shaka Harry |
| 設立年 | 2020年 |
| 本社 | ベンガルール(カルナータカ州) |
| 共同創業者 | Anand Nagarajan、Anoop Haridasan、Hemalatha Srinivasan、Ruth Renita、Sandeep Devgan |
| 売上高 | ₹6.9 crore(FY2025=2025年3月期/前年の₹5.2 croreから32.0%増) |
| 従業員数 | 約15人 |
| 累計調達額 | 約400万ドル(2ラウンド。直近は2022年10月) |
| 上場 | 非上場 |
ナゲット、パティ、ケバブなど、インドの家庭で使われる形に合わせた商品をそろえている。ベジタリアンが多い国で「肉を食べない人向け」ではなく「肉を減らしたい人向け」に置いた点が他社と違う。
ベジタリアンはもともと肉を食べないので、肉に似せた商品を求める理由が薄い。狙うべきは肉を食べる層で、そこに健康や環境を理由に量を減らす動機を作ることになる。ただしインドでは肉そのものが高価で、日常的に大量に食べる層は限られる。
FY2025(2025年3月期)の売上は₹6.9 croreで前年比32.0%増。伸び率は高いが、元の金額が小さい。従業員も約15人にとどまる。直近の資金調達は2022年10月まで遡り、累計調達額は約400万ドルである。
M.S.ドーニ氏の出資は2022年に大きく報じられた。著名人が関わることで認知は広がったが、その後3年以上にわたって新たな資金は入っていない。話題の大きさと事業の規模が離れている状態にある。
インドの植物性肉は、話題にはなるが数字が伴っていないカテゴリーである。日本の大豆加工メーカーが参入を検討する場合、需要の実態がこの規模であることを前提に置く必要がある。
市場調査の報告書にある成長率ではなく、実際に売っている会社の決算を見るほうが判断を誤りにくい。同カテゴリーではGoodDotが運営法人ベースでFY2025に₹97.05 crore、Shaka Harryが₹6.9 crore、Imagine Meatsは非公表という状況である。