CG Foods Indiaは、ネパールのチョーダリー・グループ(CG)のインド法人である。即席麺「Wai Wai」を主力とし、インドの即席麺で3番手の位置にある。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 正式名称 | CG Foods India Private Limited |
| 親会社 | Chaudhary Group(ネパール) |
| 最初の工場 | シッキム州 |
| 売上高 | FY2025(2025年3月期)で約₹800 crore(前年は約₹500 crore)。FY2026は₹1,200 croreを目標として掲げていた |
| 生産拠点 | インド国内7カ所に13の製造ユニット |
| 地域特性 | 東インド・北東インドが売上の50〜60% |
| 上場 | 非上場(インド法人の上場が取り沙汰されている) |
インドの即席麺はネスレのMaggiが大きく先行している。後から入る側が同じ形で競えば、価格でも配荷でも勝ち目がない。Wai Waiは「茹でずにそのまま食べられる」という形で入った。
袋を開けて麺を砕き、付属の調味料をかけて食べる。スナック菓子に近い食べ方で、湯を沸かす必要がない。Maggiが「2分で作れる軽食」なら、Wai Waiは「調理のいらない軽食」である。同じ棚に並びながら、使われる場面が違う。
北東インドやシッキムなど、ネパール・チベット文化圏に近い地域から広げた点も特徴である。親会社がネパールの企業で、この地域には馴染みのある商品だった。東インド・北東インドが売上の50〜60%を占める。
インド国内7カ所に13の製造ユニットを持ち、地域ごとに生産と配送を分けている。即席麺は軽いがかさばるため、輸送費の比率が高い。消費地の近くで作るほうが有利になる。
FY2025(2025年3月期)の売上は約₹800 croreで、前年の約₹500 croreから伸びた。FY2026については₹1,200 croreを目標として掲げていた(実績は本稿執筆時点で確認できていない)。インド法人の上場も検討されていると報じられている。
インドの即席麺はネスレのMaggiが大きく先行しているが、Wai Waiは「別の食べ方」を持ち込んで3番手に付けた。日本のラーメンや焼きそばがインドに入るとき、Maggiと同じ土俵に乗らない設計が必要であることを示している。
具体的には、Maggiが押さえていない場面を探すことになる。食事としての量目、スープの味わい、店で食べる体験など、Maggiが軽食として設計されているぶん手薄な領域がある。価格はMaggiより高くなる前提で、その差を説明できる要素を持つ必要がある。