Marico|Saffolaブランドで健康食品市場を開拓するFMCG企業

この記事の要約
Maricoは1990年ムンバイ創業のFMCG企業。MD&CEOはSaugata Gupta。FY25売上約1,100億ルピー。Saffola・Parachute・Coco Soul・Set Wet等を展開。食品事業は売上全体の11%、ARR100億ルピーを突破。2030年までに売上2,000億ルピーを目標。
本記事は2026年8月1日時点で確認できたインド現地の公的資料・報道をもとに作成しています。インドは税制・規制の改正が頻繁で、記載内容がその後変更されている場合があります。実際の事業判断にあたっては、所管省庁・現地の専門家など一次情報源で最新の内容をご確認ください。

Saffola食用油で知られるMaricoは、ヘルスケア食品分野で急成長を遂げるインドFMCG企業。食品事業はFY25で売上全体の11%に拡大し、年間売上ランレート(ARR)は100億ルピーを突破した。

企業概要

項目詳細
設立年1990年
本社ムンバイ(マハラシュトラ州)
MD & CEOSaugata Gupta
売上高約1,100億ルピー(FY2025、約1,900億円)
従業員数約3,300人
上場BSE/NSE上場
主要ブランドSaffola、Parachute、Coco Soul、Set Wet

事業内容と強み

主力のParachute(ココナッツオイル)とSaffola(食用油)に加え、食品事業(オーツ、蜂蜜、ピーナッツバター、マヨネーズ、ヘルシーヌードル)を急拡大。食品事業はFY20比で5倍に成長し、33%の年間成長率を記録。デジタルブランド(D2C含む)売上は100億ルピーARRを突破。

最新の動向(2025-2026年)

FY25で売上1,000億ルピーの大台を突破。2030年に売上2,000億ルピーを目標に掲げ、5年で倍増の計画。MDは「食品事業が3〜4年以内に食用油事業を超える可能性がある」と発言。デジタルチャネルへの注力も鮮明。

日系企業との接点・ビジネスチャンス

Maricoの健康食品路線は、日本のヘルシーフード企業との親和性が高い。オーツやグラノーラ分野でカルビー等との協業可能性。またD2Cチャネルの成功事例は、日系ブランドのインドEC戦略に参考になる。

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    この記事を書いた人

    大手総合商社にて約8年間、グループ子会社の経営改革や出資先スタートアップとのJV設立を担当。その後インド駐在として、日系大手飲食チェーンのインド展開に従事し、現地に合わせたメニュー開発やマーケティングを推進。

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