1884年創業のDabur Indiaは、アーユルヴェーダ(伝統医学)をベースにした健康食品・パーソナルケアのリーディングカンパニー。Chyawanprash(免疫強化食品)やDabur Honeyは各カテゴリーでNo.1シェアを持つ。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 設立年 | 1884年 |
| 本社 | ガジアバード(ウッタルプラデシュ州) |
| 経営陣 | Mohit Malhotra(グローバルCEO)/Herjit S. Bhalla(インド事業CEO、2026年4月15日就任) |
| 連結売上高 | ₹13,193 crore(FY2026=2026年3月期/約2,300億円) |
| 従業員数 | 約5,500人 |
| 上場 | BSE/NSE上場 |
| 主要ブランド | Dabur Chyawanprash、Dabur Honey、Real、PudinHara、Hajmola |
食品事業は売上の約11%で、Real果汁飲料が主力。ヘルスケア食品(Chyawanprash、Honey)と消化促進食品(PudinHara、Hajmola)が独自のポジション。アーユルヴェーダの知見を活かした天然由来の製品開発が差別化要因。海外事業は売上の約25%を占め、中東・アフリカに強い。
2026年2月に経営体制を組み替え、長くCEOを務めたMohit Malhotra氏がグローバルCEOに、インド事業のCEOには元ハーシーのHerjit S. Bhalla氏が2026年4月15日付で就いた。国内の実行力を上げつつ海外を伸ばす狙いである。FY2026(2026年3月期)の連結売上は₹13,193 crore。食品・飲料ではReal果汁飲料の拡充が軸になっている。
アーユルヴェーダを起点にした健康食品という領域は日本にはほとんど競合がなく、機能性表示のつくり方や原料の扱いを学ぶ相手としては見ておきたい。ただし同社が扱う素材の多くはインドの伝統薬の枠組みにあり、日本での取り扱いには薬機法・食品表示の確認が先に必要になる。