米カリフォルニア発のスムージーチェーン「Jamba」が、2024年11月にムンバイのバンドラウェストへインド1号店を出した。フランチャイズパートナーを通じた展開で、都市部の健康志向層を狙っている。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 正式名称 | Jamba(GoTo Foods傘下) |
| 創業 | 1990年(米カリフォルニア/旧Jamba Juice) |
| インド出店 | 2024年11月 |
| 1号店 | ムンバイ・バンドラウェスト |
| 運営 | フランチャイズパートナーによる展開 |
| 店舗数 | ムンバイ1店舗(2024年末時点。以降の店舗数は公表されていない) |
インドにはフレッシュジュースの屋台が多く、その場で搾った果汁が安く買える。スムージーを主力に据えたチェーンは数が限られるが、これは需要がないからではなく、成立させるのが難しいからである。
生の果物は仕入れの品質が日によって変わり、保管に冷蔵が要り、使い切れなければ廃棄になる。屋台はその日仕入れた分をその日に売り切るが、チェーンは全店で同じ味を出すために規格をそろえる必要がある。冷凍の果肉を使えば安定するが、原価が上がる。
この壁で採算に届かなかった例がRaw Presseryである。コールドプレスジュースで先行しながら、冷蔵の配送と廃棄の負担を吸収できず、調達額を大きく下回る評価で売却された。
1990年にカリフォルニアで創業されたJamba(旧Jamba Juice)は、現在GoTo Foods傘下で国際展開を進めている。インドには2024年11月に入り、ムンバイのバンドラウェストで1号店を開いた。以降の出店は公表されていない。
運営はフランチャイズパートナーが担う。米国の外食ブランドがインドに入るときの通例で、資金と出店のリスクは現地側が負う。
スムージーのほか、アイス・ホットのコーヒー、インド向けに直した軽食も置く。持ち帰り前提のGrab&Go型で、都市部の通勤客を想定した作りになっている。
インドで生鮮を扱う商売を考えるとき、1号店を出せるかどうかより、2号店以降を同じ品質で出せるかが問われる。Jambaの店舗数が公表されていないという事実そのものが、その難しさを示している。
日本のフルーツ加工やジュースの事業者がインドを見る場合、店舗で売るより、冷凍果肉やピューレの供給側に回るほうが現実的な場合がある。Vadilal Industriesのように冷凍果物を輸出している会社もあり、原料の流れはすでにできている。