Liciousは、鶏肉・マトン・魚介を自社で調達して自社の配送網で届けるD2Cブランドである。インドの生鮮肉はいまも個人経営の精肉店が主流で、そこに温度管理とパッケージを持ち込んだ点が支持された。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 正式名称 | Delightful Gourmet Private Limited(ブランド名 Licious) |
| 設立年 | 2015年 |
| 本社 | バンガロール(カルナータカ州) |
| 共同創業者 | Abhay Hanjura、Vivek Gupta(Varun Sadana氏も創業メンバーだったが2021年に退任) |
| 売上高(営業収益) | ₹795 crore(FY2025=2025年3月期/前年の₹685 croreから16%増)。総収入では₹844.6 crore |
| 従業員数 | 約2,200人 |
| 累計調達額 | 約5億5,422万ドル(11ラウンド) |
| 上場 | 非上場 |
| 公式サイト | licious.in |
調達から加工、保管、配送までを自社で持つ一貫型で、店頭に並ぶまで温度を切らさない体制を敷いている。生鮮肉は品質のばらつきが購入のためらいにつながりやすく、そこを潰したことがブランドの土台になった。
鶏肉・マトン・魚介の切り身に加え、下ごしらえ済みのReady-to-Cook、スパイス、スナックまで品目を広げている。
FY2025(2025年3月期)の営業収益は₹795 croreで、前年の₹685 croreから16%増えた。なおFY2024は取引の見直しで前年から減収になっており、直線的に伸びてきたわけではない。累計調達額は約5億5,422万ドルに達するが、直近の調達は2022年3月で止まっている。
インドで冷蔵・冷凍の食品を売るときに、どこまで自前で物流を持つ必要があるかを考える材料になる。委託で済ませられる国と違い、温度帯を維持できる第三者物流の選択肢が限られるため、Liciousは自社で抱える判断をした。