Ninjacartは、農家から仕入れた青果をその日のうちに小売店や飲食店へ届けるB2Bのプラットフォームである。仲買を何段も経る従来の流通を短くすることで、鮮度の劣化と価格の上乗せを減らすことを狙っている。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 正式名称 | Ninjacart(103FS / Ninjacart) |
| 設立年 | 2015年 |
| 本社 | バンガロール(カルナータカ州) |
| 共同創業者 | Thirukumaran Nagarajan、Kartheeswaran K K、Vasudevan Chinnathambi、Sharath Loganathan |
| 売上高(営業収益) | ₹1,634 crore(FY2025=2025年3月期/前年の₹2,007 croreから減少)。純損失は₹256 crore |
| 従業員数 | 約3,100人 |
| 累計調達額 | 約4億1,274万ドル(16ラウンド) |
| 上場 | 非上場 |
| 公式サイト | ninjacart.com |
朝に集めた青果を夜のうちに仕分けし、翌朝までに小売店へ届ける。インドの青果流通は集荷市場を経るのが普通で、農家から店頭まで数日かかることも珍しくない。そこを短縮したのがNinjacartの出発点である。
小売店・業者・クイックコマース事業者向けのフルフィルメントが中核になっている。
FY2025(2025年3月期)の営業収益は₹1,634 croreで、前年の₹2,007 croreから減った。同社は利幅の薄い非中核事業をやめたためと説明している。純損失は₹256 crore(前年₹260 crore)とほぼ横ばい。中核のフルフィルメント事業は前年比100%超で伸びて単体では黒字化しており、FY2027に全社黒字化を目指すとしている。
インドで農産物を安定して仕入れたい場合、産地から直接買い付けるより、こうしたB2Bプラットフォームを窓口にするほうが数量と品質のばらつきを抑えやすい。加工用途で一定量を継続的に確保したいときの相手先候補になる。