Heritage Foods|30万戸から集めて13州に配る乳業
9州30万戸から集めて13州に配る乳業。FY2026の連結売上は₹4,526 crore。飼料を売って同じ農家から乳を買う形で供給を安定させており、D2Cブランドの買収にも動いている。
Mother Dairy|量り売り機から始めたデリー首都圏の乳業
牛乳の量り売り機でデリー首都圏を押さえたNDDB傘下の乳業。FY2026の売上は₹20,300 crore。Safalの青果店と冷凍野菜の加工も持ち、冷凍食品の委託製造まで相談できる相手になる。
Hatsun Agro Product|協同組合が強い酪農で民間最大になった
協同組合が強いインドの酪農で、自前の集乳網を積み上げて民間最大になった乳業。FY2026の連結売上は₹9,959.22 crore。2025年にはオディシャのMilk Mantraを買い、東インドの集乳網を手に入れた。
Tasty Bite Eatables|欧米向けレトルトと業務用を作るプネーの食品会社
欧米向けレトルトと飲食チェーン向け業務用を作るプネーの上場企業。親会社は米Mars。輸出規格で作ってきた経験があり、日本向けレトルトのOEM先として話が通じやすい。
Orkla India(MTR Foods・Eastern Condiments)|南インドのスパイスと即席食品
南インドのMTRとケーララのEasternを束ねる食品会社。2025年11月にインド上場。レトルトカレーやミックス粉のOEM先としては有力だ。
Zydus Wellness|Sugar FreeとComplanを持つ健康・栄養食品会社
人工甘味料Sugar Freeと栄養飲料Complanを持つ健康食品会社。FY2026の連結売上は₹3,940 crore(増収の大半は買収による連結、純利益は4割超の減益)。糖尿病人口の多いインドで、低糖・代替甘味料がどう売れるかが見える。
CCL Products|他社の名前で売るインスタントコーヒーを110カ国へ
他社ブランドのインスタントコーヒーを受託製造し110カ国超へ出す会社。FY2026の連結売上は₹4,457 crore。少量多品種に応じられることが、汎用品の価格競争から外れる土俵になっている。
KRBL|種子から輸出まで一貫して持つ「India Gate」の会社
種子の開発から契約栽培、精米、輸出まで一貫して持つ「India Gate」の会社。FY2026の連結売上は₹6,098 crore。熟成年数と品種を指定した取引がしやすく、日本向けは残留農薬の区分が確認点になる。
LT Foods|「Daawat」のバスマティ米を欧米で売る会社
「Daawat」「Royal」でバスマティ米を欧米・中東に売る会社。FY2026の連結売上は₹11,023 croreだが、米国の関税転嫁分を除く正規化ベースは₹10,462 crore。欧米向けOEMの実績もある。
Mrs Bectors Food|大手ファストフードにバンズを焼いている会社
CremicaのビスケットとEnglish Ovenのパンに加え、大手ファストフードにバンズを納める供給元。FY2026の連結売上は₹2,044 crore。インドで外食を始めるとき、パンを誰に焼かせるかで最初に名前が挙がる。
Balaji Wafers|西インドで9割を取るポテトチップスの地場王者
西インドに集中して棚を押さえたスナックメーカー。FY2025の売上は約₹6,500 crore。全国展開を急がず地域で抜きん出るという戦い方をとってきた。
Haldiram’s|インドのスナック最大手。テマセクなどが1割を取得
インドのスナック最大手。2025年にテマセク、IHC、Alpha Waveが相次いで少数株を取得し、企業価値は約100億ドルとされた。原料・設備を売る側から見れば最大の見込み客でもある。
Bikaji Foods|ラジャスタンの郷土スナックを工場で全国に流した
ラジャスタンの郷土食ビカネリ・ブジアを工場で量産し全国に流したスナック大手。FY2026の連結売上は₹2,994 crore。日本の米菓が入るなら、どの食習慣の置き換えになるかを先に決めることになる。
Patanjali Foods|破綻した食用油大手をヨガ発のブランドが引き継いだ
破綻した食用油大手Ruchi Soyaをヨガ発のブランドが引き継いだ会社。FY2026の営業収益は₹40,170 crore規模。成分の説明では届かない層に、伝統や出自の語りで価格差を吸収させている。
AWL Agri Business|「Fortune」の棚に主食を乗せて広げる食用油大手
「Fortune」で食用油最大手の一角を占め、同じ棚に小麦粉や米、豆を乗せて広げている。FY2026の連結売上は₹74,731 crore。輸入依存が高く、相場と関税で利益が動く商売になっている。
Varun Beverages|工場の置き場所で利益が決まるペプシコのボトラー
米国外ではペプシコ最大級のボトラー。2025年12月期の売上は₹21,685 crore。飲料は輸送費の比率が高く、工場の置き場所で利益が決まる。何都市にいくつ工場が要るかの目安が読み取れる。
Cheesecake Factory Bakery|バンガロールに開いたインド1号店
米The Cheesecake Factoryのベーカリー部門が2026年2月にバンガロールでインド1号店を開いた。運営は現地企業で、資金と出店のリスクも現地側が負う。ゼラチンや卵の制約でレシピは作り直しになる。
Rebel Foods(Faasos)|450厨房超のクラウドキッチンプラットフォーム
Faasosやビリヤニなど複数ブランドを同じ厨房から出すクラウドキッチン。450厨房超、FY2026の営業収益は₹1,951.6 croreで純損失は₹281.8 croreまで縮小した。他社ブランドの受託運営も手がけているため、店を持たずにインドへ入る道がある。
Third Wave Coffee|バンガロール発のスペシャルティコーヒーチェーン
インド産アラビカ豆を自社で焙煎して出すスペシャルティコーヒーチェーン。FY2025の営業収益は₹268.6 crore。インド産アラビカ豆を自社で焙煎しており、原料側の取引先としても話ができる。
Blue Tokai Coffee|FY2025に売上5割増、赤字は2割縮小
インドでスペシャルティコーヒーの売り場を広げてきたチェーン。FY2025の営業収益は₹325 croreで50%増、純損失は₹50 croreへ2割縮んだ。豆と粉の小売が2本目の柱で、店舗数に縛られずに量を伸ばせる形をとる。
Monginis|1日14万人が来る手の届く値段の誕生日ケーキ
1日約14万人が訪れる大衆価格帯のベーカリー。1902年創業で、全土1,000店舗超のうちケーキショップは700店超。地域の工場で焼いて加盟店は販売に専念する形で、小さな店でも開けるようにしている。
Sleepy Owl Coffee|インドにコールドブリューを持ち込んだD2Cブランド
インドの家庭にコールドブリューとドリップバッグを持ち込んだコーヒーD2C。FY2025の売上は₹44.3 croreで前年比ほぼ倍増。抽出器具を買わせずに飲ませる設計が定着の理由になっている。
Samosa Singh|B2Bから実店舗へ折り返したサモサ専門チェーン
屋台の定番であるサモサを、品質を揃えたチェーンの商品として売り直したベンガルール発のQSR。2025年1月時点で40店舗超、うち実店舗は15店。店舗を急いで増やすより製造の内製化に資金を向けている。
Biryani Blues|68店舗から3年で100店増を狙うビリヤニQSR
2025年5月時点で68店舗、月20万件超の注文を受けるビリヤニ専門QSR。Rebel Foodsも出資している。調達時の評価額は売上規模の3倍にとどまり、外食チェーンとしての値付けがされている。