イタリア高級MAX&Co、ムンバイJio World Driveにインド1号店オープン

イタリアのコンテンポラリーファッションブランド「MAX&Co.」が、ムンバイの商業施設「Jio World Drive」にインド1号店を開いた。運営はインド小売最大手リライアンス傘下のリライアンス・ブランズ(Reliance Brands Limited)で、両社はマスターフランチャイズ契約を結んでいる。同店はブランドの2026年春夏コレクションの投入に合わせて立ち上げられた。

MAX&Co.はイタリアの「マックスマーラ・ファッション・グループ(Max Mara Fashion Group)」に属するブランド。リライアンス・ブランズとの提携を通じ、世界的に展開するコンテンポラリーラインがインド市場に正式に持ち込まれた格好だ。

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ムンバイBKCの一等地に112平米のフラッグシップ

1号店はJio World Driveの1階に位置し、面積は112平方メートルのワンフロア構成。ショーウインドウはモール内側とムンバイのバンドラ・クルラ・コンプレックス(BKC)地区の双方に面した二面構成で、内外どちらの動線からも視認できる設計になっている。BKCはムンバイの新しいビジネス中心地で、Jio World Driveは富裕層と感度の高い若年層が集まる商業エリアとして知られる。

2026年春夏コレクションで「好奇心・勇気・コミュニティ」を打ち出す

店舗オープンと同時に並んだのは、ブランドが掲げる「Curiosity(好奇心)」「Courage(勇気)」「Community(コミュニティ)」という3つの柱を軸にした2026年春夏コレクション。MAX&Co.はマックスマーラ・グループの中でも、よりライフスタイル寄りの位置づけを強めており、フォーマル一辺倒ではない日常着としての提案を前面に出している。

店舗概要

項目 内容
ブランド MAX&Co.(マックスマーラ・ファッション・グループ傘下)
出店地 Jio World Drive(ムンバイ・BKC)1階
店舗面積 112平方メートル(1フロア)
運営パートナー リライアンス・ブランズ(マスターフランチャイズ契約)
投入商品 2026年春夏コレクション
位置づけ インド1号店

リライアンス・ブランズ経由の海外ブランド誘致が続く

リライアンス・ブランズは、海外のラグジュアリー/コンテンポラリーブランドをインドに持ち込む受け皿として機能してきた。今回のMAX&Co.も、現地パートナーとマスターフランチャイズを組んでムンバイの一等地から入るという、近年定着しつつあるインド進出パターンに沿っている。出店地としてJio World Driveが選ばれた点も、同施設が海外ブランドの旗艦・初出店の舞台になりやすいことを裏づける。

インド進出を検討する日本企業への示唆

MAX&Co.の事例は、知名度のある海外ブランドでも単独進出ではなく現地大手とのフランチャイズ・提携で入る選択が主流であることを改めて示す。出店地の選定、初期の店舗規模を絞った旗艦展開、シーズンコレクションとの同時立ち上げという組み立ては、消費財・アパレル分野でインド進出を検討する企業にとって参考になる。販売チャネルを持つ現地パートナーをどう確保するかが、インド市場の入口戦略を左右する。

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出典

この記事を書いた人

大手総合商社にて約8年間、グループ子会社の経営改革や出資先スタートアップとのJV設立を担当。その後インド駐在として、日系大手飲食チェーンのインド展開に従事し、現地に合わせたメニュー開発やマーケティングを推進。

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