Amul(GCMMF)|インド乳製品市場を制する世界最大級の酪農協同組合

この記事の要約
Amul(GCMMF)は1946年アーナンド(グジャラート州)創業の世界最大級の酪農協同組合。MDはJayen Mehta。FY25売上約9,000億ルピー。1日3,100万リットルの牛乳を処理し、50カ国以上に輸出。360万以上の酪農家を組織。FY26に1兆ルピー超を達成。
本記事は2026年8月1日時点で確認できたインド現地の公的資料・報道をもとに作成しています。インドは税制・規制の改正が頻繁で、記載内容がその後変更されている場合があります。実際の事業判断にあたっては、所管省庁・現地の専門家など一次情報源で最新の内容をご確認ください。

Amulはインドの「白い革命」を象徴するブランドであり、世界最大級の酪農協同組合GCMMF(Gujarat Cooperative Milk Marketing Federation)が運営する。年商9,000億ルピーを超え、FY26には1兆ルピー(約1.7兆円)を突破した。

企業概要

項目詳細
設立年1946年
本社アーナンド(グジャラート州)
MDJayen Mehta
売上高約9,000億ルピー(FY2025、約1.6兆円)
組織規模18の傘下組合・約18,600の村落酪農組合が参加する連合体
上場非上場(協同組合)
主要ブランドAmul牛乳、Amulバター、Amulアイスクリーム、Amulチーズ

事業内容と強み

1日3,100万リットルの牛乳を処理し、50カ国以上に輸出。360万以上の酪農家を組織し、中間マージンを排除した協同組合モデルが最大の強み。牛乳、バター、チーズ、アイスクリーム、ヨーグルト等あらゆる乳製品カテゴリーでトップシェアを誇る。

最新の動向(2025-2026年)

FY25売上は9,000億ルピーに到達し、FY26には1兆ルピー超を達成した(前年比約11%成長)。GCMMFの18の傘下組合による直販も含め、全体で120億ドル規模の事業体に。処理能力のさらなる拡大と海外展開を加速中。

日系企業との接点・ビジネスチャンス

Amulの協同組合モデルは日本の農協(JA)と類似点があり、技術交流の余地が大きい。乳製品加工技術では明治や森永が強みを持ち、インドの乳製品高度化への貢献が可能。チーズ・ヨーグルト市場は急成長中で、日系企業の参入余地あり。

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    この記事を書いた人

    大手総合商社にて約8年間、グループ子会社の経営改革や出資先スタートアップとのJV設立を担当。その後インド駐在として、日系大手飲食チェーンのインド展開に従事し、現地に合わせたメニュー開発やマーケティングを推進。

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