Evo Foodsは、ムンバイで植物性の卵をつくっているフードテック企業である。原料に輸入品を使わず、インドで栽培できる豆だけで組み立てている点が他の代替卵と違う。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 設立年 | 2019年 |
| 本社 | ムンバイ(マハラシュトラ州) |
| 共同創業者 | Shraddha Bhansali、Kartik Dixit、Stephanie Downs |
| 売上高 | 非公開 |
| 従業員数 | 4人(2026年8月末時点/Tracxn集計) |
| 累計調達額 | 約84.5万ドル(3ラウンド/直近は2021年4月) |
| 上場 | 非上場 |
| 主な製品 | 液卵タイプの代替卵、加熱しても形の崩れないゆで卵タイプ、卵パティ |
原料は緑豆(ムング豆)、ひよこ豆、エンドウ豆。いずれもインド国内で栽培できる豆で、輸入原料に依存しない構成を意識して選んだとしている。代替卵は大豆や輸入のマメ科タンパクを前提にする設計が多く、原料調達を国内で完結させた点で分かれる。
液卵から始め、加熱しても形が崩れないゆで卵タイプ、卵パティへと品目を広げた。販路は飲食店向け、D2C、小売の3つで、ムンバイ・デリー・ベンガルールから出している。ムンバイのJio World Driveで出した試験販売は数時間で売り切れたと報じられた。
公表されている資金調達は2021年4月のシードが最後で、累計約84.5万ドルからの積み増しは確認できない。従業員数は4人(2026年8月末時点、Tracxn集計)。法人としては活動しているが、量産の委託先として検討するには開示されている実績が足りない。
インドで卵は安く手に入る。代替卵はその価格差をどう埋めるかという課題を抱えており、同社も従来の卵と同等の価格帯を目標に掲げているが、達成状況は公表されていない。技術の方向性を見る対象として押さえておき、取引の相手として見るのは開示が増えてからになる。